老猫を飼う前に準備すること。快適な生活環境とストレスのない居住空間。

老猫を飼う前に準備すること。快適な生活環境とストレスのない居住空間。

老猫を飼う前の準備、大丈夫ですか?

環境、栄養、獣医療の改善により、飼い猫はどんどん長生きするようになりました。

ネコの7歳は人間で言えば、およそ44歳。そろそろ老後のことも真剣に考えなければならない年齢です。

本記事では、はじめて老猫を迎え入れる方に向けて、最低限これだけは準備しておきたいことをまとめました。

ぜひ、参考にしてみてくださいね。

老猫を飼う前に快適な生活環境を準備しよう

老猫を飼う前に快適な生活環境を準備しよう

老猫は家の中で飼うのがベストです。完全室内飼育の猫は、外を出歩く猫と比べて平均寿命が3年ほど長いというデータも出ています。

老猫が暮らしやすい快適な環境を整えることが、結果として寿命を延ばすことにつながるわけです。

ただし、猫も人間と同じで、高齢になるほど「ネコなりのこだわり」というものが出てきます。頑固なシニア猫様の機嫌を損ねないよう、快適な環境づくりをしてあげましょう。

猫にとって最適な飲水環境を整える

老猫になると、飲み水に対して強いこだわりを持つ子も増えてきます。

  • 水の温度
  • 器の種類
  • 飲み方

老猫の好みに合わず、水を飲まなくなると健康を害する可能性もあります。ネコの様子をうかがいながら最適な飲水環境を整えましょう。

居心地の良い睡眠環境をつくる

老猫ができるだけ居心地がいいと感じるベッドを用意しましょう。ベッドの好みは猫それぞれ違ってくるので、一概にこれにすべき、とは言えません。高品質で寝心地の良いベッドをいくつか試してみて、ネコが気に入ったものを使い続けるのがよいでしょう。

隠れ家にもなるベッド、ふかふかのベッド、シンプルでスタンダードなもの…といったように、家の中に何種類か設置しておき、好きなものを自由に使ってもらうスタイルも良いと思います。

また、ベッドを置く位置も大切です。せっかく買ってあげたのに全然使ってくれない…というときは、置き場所が悪いのかもしれません。

人目につかないところ、物音がしない静かなところなど、ベッドの位置を変えてみて、ネコが一番落ち着いてお昼寝できる場所を探してあげましょう。

老猫を飼う前に準備すること【居住空間を整える】

老猫を飼う前に準備すること【居住空間を整える】

老猫になると体力が衰えてくるので、できるだけ省エネで暮らせる居住空間をつくることが大切です。

例えば、段差の大きいキャットタワーなどは、老猫を飼う前に片付けてしまっても問題ないでしょう。

無理に運動させるよりも、ケガや病気のリスクを減らしてあげることの方が重要です。

ストレスを与えない

老猫を飼う前に準備しなければならないことは、できるだけストレスを与えない居住空間。人間も年を重ねるごとに、さまざまなストレスを抱え込むことがありますよね。それはネコも同じです。

特にシニア世代の猫にとってストレスは病気の原因にもなります。ネコがストレスを感じることなく、安心して生活できる空間を準備することも飼い主さんのお仕事です。

できるだけ今まで通りの生活を

慣れ親しんだ環境の方が老猫は安心します。

  • 老後も楽しんでもらうために、リフォームしよう
  • 新しい猫を迎え入れて、にぎやかにしてあげよう

こういったことは老猫にとって逆効果になり得るのでやめましょう。

老猫を引き取るという場合も、以前のお宅で過ごしていた部屋の様子を教えてもらうことが大切です。可能な限りそれを再現することで、ネコのストレスを軽減することができます。

なかなか難しいことかもしれませんが、家具の配置を変えてみたり、フード入れや水入れの位置を変えてみたりして、ネコに安心してもらえるようにしましょう。

基本的に外出させない

老猫に限ったことではありませんが、ネコは室内飼育がベストです。

飼い主さんの目が届かないところで危険にさらされたり、あるいはネコ自身が他の人に迷惑をかけていることだって考えられます。

家の中にいながらも、外を散歩するのと同じくらい適度な刺激を与えてあげることが大事です。

老猫を迎え入れたら健康診断を受けましょう

老猫を迎え入れたら健康診断を受けましょう

老猫を飼うことになったら、まずはじめに健康診断を受けさせましょう。というのも、シニア世代のネコは腎不全や甲状腺疾患など、見た目だけでは判断できない病気を抱えている場合があるからです。

生活環境の変化からくるストレスにより症状が悪化する恐れもあるので、健康診断は必須です。

動物病院はあらかじめ調べておく

老猫を迎え入れる前に、家から通える動物病院をチェックしておきましょう。また、知り合いから猫を引き取る場合は、かかりつけの動物病院を聞いておくことも重要です。

新しい環境下では体調を崩しやすいので、いつでも通える範囲にある動物病院を探しておきましょう。

クレートやキャリーバッグに慣れさせておくとラク

外を移動する際はクレートやキャリーバッグを利用するかと思いますが、はじめはほとんどの子が嫌がります。

特に老猫の場合、嫌がって暴れた際に足の骨がポキッ…となることもあるので、日ごろから慣れさせておく必要があります。

普段から猫が過ごす部屋にクレートやキャリーバッグを置いておき、ネコがいつも使っている敷物を入れてあげるなどして、なるべく違和感を感じさせないことが大切です。

まとめ

本記事では老猫を飼う際に気をつけなければならないことについて解説しました。

最初は大変かもしれませんが、大事なことなので準備を怠らないようにしましょう。参考になれば嬉しいです。