こんな疑問に答えます。
日本で人気のハムスターは5種類いますが、それぞれ異なる特徴をもちます。おっとりしてなれやすい子から、神経質で臆病な子までさまざま。
ハムスターの種類やそれぞれの特徴を知ると、一緒に暮らすのが今まで以上に楽しくなりますよ。
- ハムスターの種類について
- 人気の5種類の特徴を紹介
ハムスターって何種類いるの?
ハムスターの種類は意外と多い。世界を見渡してみると、およそ20種類ほど存在しています。それぞれ体の大きさや性格も異なっており、同じ動物なのに違った特徴を持っています。
例えば、ユーラシア大陸に広く生息するクロハラハムスターは、体長およそ30cm、体重も500g近くまで達する大きな種類のハムスター。
一方、ペットとして飼われることも多いジャンガリアンハムスターは、体長およそ6~12cm、体重も30~45gと小柄。
さまざまな種類があるハムスターの中でも、日本で人気が高いのは次の5つ。
- ゴールデンハムスター
- ジャンガリアンハムスター
- ロボロフスキーハムスター
- チャイニーズハムスター
- キャンベルハムスター
それぞれの種類の特徴をおさえておくと、ハムスターを飼うときに役立ちます。
特に、はじめてハムスターを飼う方にとっては、けっこう重要なポイント。しっかりと理解しておきましょう。
ハムスターの種類と特徴について
ハムスターの種類ごとに、その特徴を紹介します。
ゴールデンハムスターの特徴
体長 | 18~19cm |
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体重 | 85~150g |
毛色 | ノーマル(白と茶色のまだら模様)、キンクマ、ブラックバンド、シナモン、ダルメシアン、トリコロール |
性格 | 穏やか、縄張り意識が強い |
ハムスターと聞いて、まず真っ先に思い浮かぶのが、このゴールデンハムスター。白と茶色のまだら模様が特徴的。
実はハムスターの歴史上、もっとも古くからペットとして愛されてきたのがこのゴールデンハムスター。詳しくは下の記事を読んでみてほしいのですが、人間とのかかわりが深い種類です。
今回紹介する5種類の中では最も体が大きく、成長すると20cm近くにもなります。
おっとりしていて、なれやすい子が多いので、初心者でも飼いやすい種類のハムスター。
ジャンガリアンハムスターの特徴
体長 | 6~12cm |
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体重 | 30~45g |
毛色 | ノーマル(濃い茶色でおなかが白っぽい)、ブルーサファイア、パールホワイト、プディング、ブルーパイド、クリーミーサファイア |
性格 | 人になつきやすい子が多い |
ゴールデンハムスターに次いで人気なのが、このジャンガリアンハムスター。大きさは10cm前後と小さく、くりっとした目と愛らしい姿が特徴的。
ドワーフハムスターの中ではもっとも穏やかで、むしろゴールデンに近い性格と言えます。
ドワーフは「小型の」という意味の言葉。ドワーフハムスターとは「小さいハムスター」のことで、ジャンガリアン・ロボロフスキー・チャイニーズ・キャンベルなどがこれに含まれます。
毛色が豊富で、動く宝石と呼ばれることもある種類のハムスターですが、冬になると毛が真っ白になるという特徴も。
冬に飼いはじめたパールホワイトの子が、実は違う毛色だった…ということもあるので、どうしても白い毛色のジャンガリアンを飼いたい場合は、冬以外の季節にペットショップを訪れましょう。
また、暑さに弱い種類でもあるので、飼うときには温度管理を徹底しましょう。詳しい飼い方については、次の記事を参考にしてみてください。
ロボロフスキーハムスターの特徴
体長 | 7~10cm |
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体重 | 15~30g |
毛色 | ノーマル(薄い茶色でおなかが白い)、ホワイト、パイド |
性格 | 臆病 |
ロボロフスキーハムスターは、最小の体を持つハムスター。他の種類と比較すると、すばしっこい動きが特徴的。
基本的に臆病な性格の子が多く、手に乗せようとするとこわがって逃げてしまうことが多いです。人になれる子は少ないので、ハムスターとたわむれたい!という方にはあまりおすすめしません。
ただ、ちょこまかとした動きやしぐさがかわいらしく、見ているだけで癒されます。ちっちゃいもの好きの飼い主さんにはたまらないですね。
チャイニーズハムスターの特徴
体長 | 9~12cm |
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体重 | 30~40g |
毛色 | ノーマル(茶色でおなかが白っぽい) |
性格 | 警戒心が強い |
チャイニーズハムスターは、細長い体と長いしっぽが特徴的。その名の通り、中国に生息している種類です。
毛色は茶色でおなかが白っぽい「ノーマル」が多いですが、中にはめずらしい毛色の子もいて、コアなファンが多い種類のハムスター。
警戒心は強めですが、愛情を持ってお世話すれば徐々になついてきます。ドワーフの中では、ジャンガリアンに次いで飼いやすい種類。
キャンベルハムスターの特徴
体長 | 6~12cm |
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体重 | 30~45g |
毛色 | ブルー、ブラック、パープルパイド、ブラックパイド |
性格 | 気が強い |
外見はジャンガリアンハムスターに似ており、小さくてかわいらしい表情をしています。毛色が豊富な点も特徴的。
他のハムスターと比較すると、気が強くやんちゃな子が多いです。慣れてくると手に乗ってくれる子もいますが、やや上級者向けの種類。
神経質な子も多いので、飼うときはできるだけ静かな環境をつくりましょう。
ハムスターの種類と特徴【まとめ】
ハムスターの種類と特徴をまとめます。
- ゴールデンハムスター:おだやかで人なつっこい
- ジャンガリアンハムスター:動く宝石
- ロボロフスキーハムスター:小さくてキュート
- チャイニーズハムスター:コアなファンが多い
- キャンベルハムスター:毛色が豊富
ハムスターも種類によってさまざまな特徴があるので、ぜひ自分好みの子を探してみてください。