こんな疑問に答えます。
- ハムスターの餌は何をあげたらいいのか?
- 正しい餌のあげ方
はじめてハムスターを飼う人に向けて、餌のあげ方についてまとめました。
他のサイトは情報の網羅性にかけていたので、この記事では徹底的に詳しく解説。
この記事を最後まで読んでいただけると、ハムスターに最適な餌や正しいあげ方が分かりますよ。
ハムスターの餌について
ハムスターの餌について、選び方からあげ方まで順番に説明します。
ハムスターって何を食べるの?
ハムスターはペレットをはじめとして、野菜やくだもの、穀類、種子などを餌とします。
ただ、歯の弱い赤ちゃんのうちはかたいものは食べれません。
そのため、生後1か月くらいまでは、やわらかい餌をあげるとよいです。
生後10日未満
ハムスターは、生後10日くらいまでは母乳で育ちます。そのため、赤ちゃんに餌をあたえる必要はなく、むしろ母親の栄養に気をつかうべき。
授乳期のお母さんハムスターには、通常の1.5~2倍量の餌をあげる必要があります。
栄養満点の母乳をつくれるように、授乳期だけはいつもより多めに餌をあたえましょう。
生後10日以降~1ヶ月未満
生後10日を過ぎたあたりからは、赤ちゃんハムスターも自分で餌を食べれるようになります。
ただ、1ヶ月未満だと歯が弱く、かたいペレットは食べれません。そのため、やわらかい葉野菜をあげると良いです。
代表的なところで言うと、
- 小松菜
- チンゲンサイ
- キャベツ
これらのやわらかい葉っぱの部分を食べさせましょう。徐々に顎の力をつけさせることが重要です。
生後1ヶ月が近づいてきたら、ハムスター用ミルクでふやかしたペレットをあたえるのもおすすめ。
生後1ヶ月以降
生後1ヶ月以降のハムスターはかたいペレットを主食にします。
一口にペレットといっても、ゴールデンハムスター用ペレットとドワーフハムスター用ペレット
があるので、飼っているハムスターに合ったものをあげましょう。
ちなみに、ゴールデン系とドワーフ系の違いは下記の通り。
- ゴールデン系:ゴールデンハムスター、キンクマハムスター
- ドワーフ系:ジャンガリアンハムスター、キャンベルハムスター、ロボロフスキーハムスター
正しい餌のあげ方
ハムスターの餌のあげ方ですが、ペレットを中心に野菜やおやつも適度にあたえるという方法がおすすめ。
ペレットばかりあげていると、緊急時に他の餌を与えても食べない…ということになりかねないので、適度に野菜やおやつを与えることも大切。
ペレットの選び方
ペレットを選ぶときは、下記の3点を満たすものを選びましょう。
- 無添加で着色料が入っていない
- 栄養の過不足がない
- かたいペレット
どんなペットフードも同じですが、基本的に添加物は動物の体によくないです。なるべく無添加のペットフードを選びましょう。
ハムスターに必要な栄養とは、次の3つ。
タンパク質 | 17% |
粗脂肪 | 5% |
粗繊維 | 5% |
これらの条件を満たしつつ、さらに免疫力を高めるような栄養素が入ったペレットを選べば間違いないです。
適切な食事は病気の予防にもなります。栄養の過不足については、注意しておいて損はありません。
ハムスターが餌を食べない…どうすれば?
ハムスターが餌を食べないときは、次の方法を試してみてください。
- ペレットを変えてみる
- オートミールをあたえる
ペレットを変えてみる
ハムスターにも好き・嫌いはあるので、お口に合わないペレットは食べてくれません。
なんとなく食いつきが悪いな…というときは、試しにペレットを変えてみましょう。
「ご飯を変えたら食べてくれた!」という場合も少なくないので、2~3種類のペレットを用意しておくといいですね。
オートミールをあたえる
意外と知られていませんが、オートミールもおすすめ。
オートミールはビタミン・食物繊維が豊富で、ハムスターのからだの調子を整えてくれます。
どういうわけか、ハムスターはオートミールが好きなようで、よく食べてくれます。
「どうしてもペレットを食べない」「心配だ」という方は、オートミールをあげてみるのも一つの方法。
それでも食べないときは、どうすれば?
餌を変えてもなかなか食べてくれないときは、何らかの病気が原因で食欲不振になっていることが考えられます。以下の記事で、ハムスターの病気に特徴的な症状を説明しているので、あてはまるものがないかチェックしてみてください。
ハムスターの餌について【まとめ】
今回の記事を簡単にまとめます。
- 生後10日まで:母乳
- 10日~1ヶ月:葉野菜など
- 1ヶ月以降:かたいペレット
こんな感じです。
適切な時期に適切な餌をあたえて、いつまでも健康に。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。