新型コロナの影響で、お散歩やドッグランに行くのを控えている飼い主さんも多いですよね。
たしかにコロナウイルスに感染するリスクは減りますが、「変わりばえのない退屈な生活」というのは犬にとって大きなストレスに…。
今回は、そんなストレスを抱えるワンちゃんが家の中でも楽しめる遊びを紹介します。
犬と暮らす飼い主さん、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
愛犬との宝探しを推奨する理由
愛犬との宝探しを推奨する理由は3つあります。
- 知的好奇心を刺激できる
- ワンちゃんのストレス解消
- おうち時間が楽しくなる
順番に説明しますね。
知的好奇心を刺激できる
宝探しは視覚や嗅覚を駆使して行う知的な遊び。
犬はお散歩の際に、外のにおいを嗅いだり家の中では見慣れないものを見ることで、脳が刺激されています。
家の中ではこれらの刺激が乏しいので、遊び方を工夫してあげる必要があるんです。
ワンちゃんのストレス解消
犬にとって「退屈」というのは非常に大きなストレス。
食欲調節の関わる物質の中には、精神状態やストレス反応に関わる物質も多く含まれているため、犬や猫においても、行動学的な要因による食欲変化は十分起こり得るだろう。
(引用元:犬と猫の食欲と行動学の関わり)
ストレス解消は犬の健康維持にもつながります。
宝探しは室内で手軽にストレス解消できるのでおすすめ。
おうち時間が楽しくなる
何はともあれ楽しいのが一番の理由ですね。
やったことある人にはわかっていただけると思いますが、飼い主側もヒートアップしちゃうんですよね。
見つかるか見つからないか絶妙なラインを探るのが飼い主としての技量を試されるポイント。
宝探しのやり方
宝探しのやり方と、注意点を2つ説明します。
やり方は3ステップ
- おもちゃを隠す
- 「GO!」「いいよ!」などの合図で探してもらう
- 見つけることができたら思いっきり褒める
シンプルですがこれだけです。
大切なのは、お宝を見つけたワンちゃんをきちんと褒めてあげること。
宝探しの注意点2つ
宝探しをする際は、次の2点に注意しましょう。
- いきなり難しくしない
- おやつをそのまま隠さない
理由を詳しく説明しますね。
いきなり難しくしない
最初から隠す場所を複雑にしすぎると、犬はおもちゃを見つけることができず途中で諦めてしまいます。
はじめはテーブルの上とかソファの上とか、ワンちゃんがすぐに見つけられるような場所に置く程度でOK。
ただし、いつまでも簡単すぎるとそれはそれで犬も退屈でしょうから、徐々に難易度を上げる工夫をしてあげましょう。
愛犬が宝探しに慣れてきたら、クッションの下に隠してみたり、2~3ヶ所に隠すフリをしてみたりすると、難易度が上がってワンちゃんも楽しめますよ。
おやつをそのまま隠さない
おやつを隠すと、それを見つけたワンちゃんはすぐに食べてしまいます。
これは拾い食いのクセがついてしまうのでやめましょう。
カギのついた箱に入れて隠し、それを飼い主さんのところに持ってくることができたら開けて中のおやつをあげる。
こんなふうにすると犬のモチベも爆上りですね。おやつボールの使用もおすすめ。
宝探しにおすすめのおもちゃ
宝探しのおもちゃは何でもいいのですが、愛犬がお気に入りのおもちゃを使うとより楽しんでもらえますよ。
こんなおもちゃは避けましょう
- 小さすぎて飲み込む恐れがあるもの
- 愛犬が興味を示さないおもちゃ
- 人間用のおもちゃ
当たり前かもですが、これらは避けるべき。
犬用のおもちゃはたくさん噛まれることを前提に、あるいは万が一飲み込んでしまっても大丈夫なように考えて作られています。
安心できるおもちゃを選ぶとよいです。
おすすめのおもちゃ2選
宝探しに最適なおもちゃを2つだけ紹介します。
結局、ド定番のものが一番おすすめ。
ロープのおもちゃ
これはすでに持っている飼い主さんも多いですよね。
ロープをカミカミすることで、歯のムズムズを解消したりストレス発散効果も期待できます。
うちのワンコもロープのおもちゃが大好きです。
おやつボール
これも定番。
宝探しでおやつを隠す場合は、このようなおもちゃを使うとよいです。
食べ物が絡むとワンちゃんもやる気に満ちあふれるので、宝探しの難易度をちょっと上げてみてもいいかもしれませんね。
愛犬との宝探しまとめ
- 宝探しは知的な遊び
- 愛犬の健康維持にもつながる
- 徐々に難易度を上げて達成感が得られる工夫を
遊びのレパートリーを増やしておうち時間を楽しく過ごしましょう!
では、以上です。今日も素敵なドッグライフを。