こんな悩みを解消します。
- 甘噛みとは?
- 犬が甘噛みする理由
- 甘噛みを直すしつけ方
犬の甘噛みで悩む飼い主さんって多いですよね。僕もワンコと暮らしていますが、はじめの頃はよく噛まれてましたよ(笑)
もちろん、ちゃんとしつけて直しましたが。
子犬の甘噛みは可愛いものですが、成犬となるとそうはいきません。場合によっては、飼い主さんがケガすることさえあり得ます。
この記事では、犬はどうして甘噛みするのか?甘噛みを直す方法は?こんな疑問に答えます。
甘噛みとは?いつまでみられるの?
甘噛みの定義といつごろまでみられるのか?について解説します。
甘噛みとは?
甘噛みとは、犬が遊んでいるときに楽しくなって噛みつく行為のこと。子犬の時期によくみられます。
放置していると成犬になっても噛み癖が残ることもありますが、正しいしつけをすることで直すことも可能です。
子犬の甘噛みはいつまでみられるの?
犬種による違いや個体差もありますが、目安として子犬の甘噛みは生後半年頃までみられます。
歯が生え変わるまで(4~6ヶ月頃まで)は歯がむずむずしてかゆいので、特に甘噛みがひどくなりやすいと言われています。
犬はどうして甘噛みするの?【理由を解説】
犬が甘噛みする理由は主に2つ。
- 歯がかゆい
- 遊びと勘違いしている
順番に少し詳しく解説します。
歯がかゆいから甘噛みする
特に子犬で多い理由の一つ。
記事の前半でも述べましたが、子犬は生後4~6ヶ月頃に乳歯から永久歯への生え変わりを迎えます。
このときに歯に違和感を覚えるわけですが、子犬はそれをどうにかしたくて飼い主さんの手などを噛んでしまうわけです。
遊びと勘違いして甘噛みする
甘噛みを遊びと勘違いしている犬も多いです。これは特に成犬で気をつけたい理由の一つ。
子犬の時期に甘噛みをしないように叱ったけれど、それが犬には伝わっておらず、飼い主さんが騒いで喜んでくれたのだと勘違いしている場合があります。
後述しますが、ただ注意すればいいというわけでもないので、子犬の甘噛みを叱る際には注意が必要。
犬が甘噛みしないようにしつける方法
甘噛みは子犬のうちに直しておいた方がよいです。
ただし、間違ったしつけ方をすると逆効果になる場合も…。正しいしつけ方をしましょう。
子犬同士で遊ばせる
子犬の頃は、兄弟同士で甘噛みし合いながら遊びます。その際に、どこをどの程度の強さで噛んだら痛いのか?ということを学習します。
小さいうちから子犬同士でよく遊ばせてあげると、自然と噛む力の加減ができるようになります。
甘噛みはダメということを「同じ言葉」で伝える
犬は人間の言葉の意味を正しく理解できません。
例えば、犬が甘噛みしたときに
「ダメ!」「こらっ!」「嫌!」「やめて!」
このような言葉をかけますよね。
どの言葉も、“その行為をしないでほしい”という意味ですが、これを理解できるのは人間だけ。
“違う言葉が同じ意味を表す“というのは、犬にとって理解しがたいことです。甘噛みした犬を注意する時は、同じ言葉を使うようにしましょう。
噛みごたえのあるおもちゃをあたえる
記事の前半でも述べたように、「歯がかゆい」ことが原因で甘噛みしてしまう子は多いです。このようなときは、いくらしつけたところで歯のかゆみはなくならないので、甘噛みしてしまいます。
そんなときのために、噛みごたえのあるおもちゃをいくつか用意しておきましょう。
最近では、歯磨き効果を兼ねたおもちゃ、万が一飲み込んでも大丈夫な素材など、犬にとって安全なおもちゃが増えています。
甘噛み対策アイテムでしつける(※最終手段)
犬が苦手な味やにおいをつけるアイテムも販売されています。ただし、これらのアイテムは犬のからだに悪い成分で作られていることがほとんど。
一応リンクは張っておきますが、どうしても甘噛みをやめさせたいときの最終手段という認識でいた方が安心です。
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結論:子犬のうちに甘噛みを直そう
この記事の内容を簡潔にまとめます。
- 歯がかゆい
- 遊びと勘違いしている
- 注意する時は同じ言葉で
- 子犬同士で遊ばせる
- 噛みごたえのあるおもちゃ
- 甘噛み対策アイテム
子犬の頃から甘噛みのしつけはちゃんとしておきましょう。
しつけられていない成犬の甘噛みは、もはやただの「かみつき」ですよ…。普通に痛いです。
ケガにつながる恐れもあるので、なるべく早めに対策しておきましょう。