犬は言葉がわかるってホント?【結論:言葉がなくても気持ちは伝わる】

犬は言葉がわかるってホント?【結論:言葉がなくても気持ちは伝わる】
飼い主さん
犬は人の言葉がわかるのかな?褒めたら喜ぶし、叱ったらシュンとするし、なんだか人間みたい

こんなふうに思ったことはありませんか?

本記事では、最新の研究をもとに「犬は言葉がわかるのか?」というテーマについて考えます。

ふとした瞬間に、まるで人間のような振る舞いをするワンちゃん。言葉を発さずとも、飼い主さんの気持ちが伝わっているのかも。

犬は言葉がわかるってホント?

犬は言葉がわかるってホント?

犬は人間の言葉がわかるのか?

ずいぶん前から議論されてきた問いですが、最新の研究結果を見てみると、どうやら犬は人が発する言葉を理解しているようです。

人間の言葉を理解している?

犬は人の言葉を完全に理解しているわけではありませんが、「ポジティブな言葉」と「ネガティブな言葉」の区別はできます。

飼い主さんが日ごろから発する言葉であれば、犬もその意味をわかっているようです。

身近な例で言うと

例えば、飼い主さんが「ごはん」といった瞬間に興奮し始めたり、お散歩好きなワンちゃんであれば「散歩」という単語を聞いたとたんに玄関へダッシュしてみたり。

一方で「病院」「お留守番」といった言葉を聞くと、シュン…として悲しそうな表情をすることも。

「この単語が出てきたら、次はあれが起こるはずだ…!」

ということは、ワンちゃんもある程度わかっているようです。

言葉を理解するプロセスは人と似ている

ハンガリーのブダペストにあるエトヴェシュ・ロラーンド大学の研究(2014年)によると、犬と人間は言葉の理解の仕方が非常に似ているということが明らかになりました。

本研究は、ある言葉を聞いたときに犬と人それぞれの脳で、どの部分が活性化するのか?についてfMRI(磁気共鳴画像法)を用いて調べたもの。

その結果、犬でも人でも幸福感と恐怖感を表す声に脳の同じような場所が反応することがわかりました。

犬は「言葉がわかる」だけではない

犬は「言葉がわかる」だけではない

犬は言葉がわかるだけではなく、飼い主さんの表情から気持ちを読み取ることもできます。

言葉がなくても気持ちは伝わる

こんな経験ありませんか?

落ち込んでいたらワンちゃんがそっと寄ってきて心配そうな目で見つめてきた…!
なんだか慰められているみたいで思わずギュっとしちゃったよ( ;∀;)

犬と生活していると、まるで心を読まれているかのように感じることがありますよね。

実は、犬は言葉を聞かずとも「飼い主さんの表情から気持ちを読み取る能力」を持っていることが、最新の研究でも証明されています。

Dogs are capable of understanding the emotions behind an expression on a human face. This study is the latest to reveal just how connected dogs are with people. The research also provides evidence that dogs use different parts of their brains to process human emotions.
(引用元:Dogs understand what’s written all over your face)

この研究では、26匹の犬にさまざまな表情をした人間の写真を見せて、どのような反応をするか観察したものです。

怒り、恐怖、幸福、悲しみ、驚き、嫌悪感、中立

この6つの表情をした同一人物の写真を見せたところ、まるで犬が人の気持ちを理解しているかのような反応が見られました。

怒り・恐怖・幸福など興奮状態を表した写真を見た犬は心拍数が上昇し、犬によってはストレスを感じたものも確認されています。

逆に、悲しみ・嫌悪感・中立など非興奮状態を表した写真ではこれらの反応は見られません。

つまり、犬は人の表情から気持ちを読み取り、それに合わせて無意識にからだが反応してしまうということがこの研究から明らかになったわけです。

「言葉」と「表情」どちらもわかる

これまでお話してきたように、犬は人間の「言葉」と「表情」から気持ちを読み取ります。

言葉を口にせずとも気持ちが伝わるのは、自分の顔に表れる感情を読み取られていたからなんですね。

犬の言葉がわかる飼い主さんになろう

犬の言葉がわかる飼い主さんになろう

犬が人の言葉をある程度理解できることはわかりましたが、その逆はどうでしょう?

我々、犬の飼い主は愛犬の気持ちを理解していると言えるでしょうか。

犬の気持ちがわかるしぐさ

犬は言葉を話すことができないため、動作で気持ちを伝えようとします。

必ずしも「このしぐさが見られたら、こういう気持ちだ」とは言えませんが、犬の行動や表情に注目してみると、犬の気持ちを読み取ることもできます。

今回は、よくみられる犬のしぐさとそれが表す気持ちを5つだけ紹介。

からだをかく

単純にからだがかゆくてカキカキする場合ももちろんありますが、緊張ストレスを感じるとかゆくもないのに突然からだをかいたりもします。

背中を向ける

背中を向けるということは、敵意がないことの表れ。

興味がない」「それはしたくない」の合図のことも。

鼻を舐める・舌を出す

鼻を舐める・舌を出す

緊張やストレスで唾液や鼻水が増えると、しきりに鼻を舐めます。

このしぐさは相手に対してネガティブな感情を持っていないことを知らせるサインにも。

しきりにあくびをする

犬が自分自身を落ち着かせようとするときによく見られるしぐさです。

突然いつも以上にあくびをするようになったら、何かが気になってソワソワしている合図かもしれませんね。

要求してないのにお手をしてくる

甘えたいときや遊んでほしいときに、飼い主さんに注目してもらおうとしているサインです。

嬉しいときに無意識にやってしまう子もいます。

他にもたくさんありますが、今回はこれくらいで。「この子は今、どんな気持ちなんだろう」と考えるクセをつけると、愛犬とのコミュニケーションがより円滑になりますよ!

【まとめ】お互いに理解し合うことが大切

犬は人の言葉がわかるのか?というテーマでお話してきました。

本記事を簡単にまとめます。

  • 犬は言葉をある程度理解している
  • 犬は人の表情から感情を読み取る
  • 人が犬の気持ちを汲むことも大切

まずは飼い主さんの方から愛犬を理解しようと努めることが大事です。

お互いに理解し合い、言葉がなくてもわかり合える関係になれたら愛犬家としてこの上ない喜びですね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

素敵なドッグライフを!