猫の抜け毛の原因は?抜け毛が増える時期や病気を解説

猫の抜け毛の原因は?抜け毛が増える時期や病気を解説
飼い主さん
家じゅう猫の毛だらけで困ってます。抜け毛の季節とかあるのかな。それとも病気…!?

抜け毛で悩む猫の飼い主さんは多いですよね。
家のソファや自分の服が毛だらけになり、もはや諦めている飼い主さんも少なくないはず。

本記事は、そんな悩みを抱える人に向けて書きました。

抜け毛の原因と3つの対処法を紹介します。

猫の抜け毛の原因は?

猫の抜け毛の原因は?

抜け毛の原因は大きく分けて2つ。

  • 抜け毛がふえる時期がある
  • 脱毛が起こる病気がある

前者は生理的なもので避けられませんが、ちょっとした工夫をすることで、抜け毛の被害を最小限に抑えることが可能。

後者は予防が大切で、場合によっては治療が必要になることも。

順番に解説しますね。

抜け毛がふえる時期がある

猫には「換毛期」があり、この時期は抜け毛がふえます。

猫の換毛期は春と秋。

被毛が二重構造(ダブルコート)の猫では、春秋は大量の毛が抜け落ちる季節です。

【ダブルコートってなに?】
猫の被毛はシングルコートとダブルコートに大別できます。ダブルコートはやわらかく短い毛とコシがあって長い毛の二重構造。

やわらかく短い毛は保温機能、コシがあって長い毛は水をはじいたり紫外線から皮膚を守る役割があります。

代表的なダブルコートの猫種は次の通り。

  • ブリティッシュショートヘア
  • アメリカンショートヘア
  • ロシアンブルー
  • アビシニアン

これらの猫種では、春秋の換毛期に大量の毛が抜けるのが普通です。

換毛期でもないのに、部分的に抜け毛が増えたり、皮膚の異常を伴って脱毛がひろがるときは何らかの病気かもしれませんね。

脱毛が起こる病気5つ

抜け毛が多い病気5つ

脱毛を起こす病気として気をつけたいのが次の5つ。

  • ノミアレルギー性皮膚炎
  • 舐性皮膚炎
  • 膿皮症
  • 天疱瘡
  • ホルモン分泌異常による脱毛症

ノミアレルギー性皮膚炎、舐性皮膚炎、膿皮症では、部分的な脱毛が見られます。

舐性皮膚炎とは、かゆみやストレスで同じ場所を舐め続けることで皮膚に炎症を起こす病気。
膿皮症とは、皮膚のバリア機能が低下して細菌が侵入・増殖し化膿病変をつくる病気です。

天疱瘡は自己免疫異常の一種で、全身性の広範囲な脱毛が見られます。

なんか変だな?と思ったら動物病院へ

脱毛を伴う病気は、鑑別診断が難しかったり検査・治療に時間がかかる場合もあるので、なるべく早めに獣医さんに診てもらいましょう。

  • 必要以上にからだを掻いたりなめたりする
  • 毛の下の皮膚が真っ赤になっている
  • 部分的にごっそり毛が抜け落ちる

「あれ、おかしいな?」と思ったら、すぐに動物病院へ。

早期発見は早期治療につながります!

抜け毛がひどいときの対処法3つ

抜け毛がひどいときの対処法3つ

  1. 適切なブラッシング
  2. ストレス対策
  3. 掃除のコツ

順番に解説しますね。

適切なブラッシング

春秋の換毛期に抜け毛がふえるのは普通のこと。また、高齢猫で代謝が悪くなると毛が浮いてくることもあります。

日ごろからまめなブラッシングで取り除きましょう。

ストレス対策

猫も人と同じで過剰なストレスによりはげることもあります。

  • リラックスできる場所がない
  • 香水・アロマ・芳香剤
  • 運動不足

これらは猫にとって大きなストレスに。

余計な抜け毛をふせぐには、猫にとって快適な居住環境をつくることも大切。

掃除のコツ

掃除のコツ

適切なブラッシングやストレス対策をしたところで、ある程度の抜け毛が部屋に散らばることは避けられません。

一番簡単なのは掃除機で吸い取ること。
ただし、部屋が乾燥していると猫の抜け毛は空中に舞い上がってしまいます。

次の3つを実践することで、より効果的に掃除できますよ。

  • 部屋の湿度を上げる
  • 気流をおさえる
  • テープを使用

掃除機をかける前に霧吹きで水をスプレーしておくと、部屋の湿度が上がって毛が飛びにくくなります。普段から空気清浄機を使うのもおすすめ。

排気があるタイプの掃除機は本体を持ちあげて掃除すると、さらに毛が舞い上がりません。

カーテンやカーペットなどの布製品についた毛は、粘着テープを使うと効率よく掃除できますよ。

まとめ

本記事を簡単にまとめます。

  • 春と秋は猫の換毛期
  • 脱毛がふえる病気がある
  • 3つのコツを意識して効率よく掃除しよう

参考になれば嬉しいです。